初めまして。当サイト著者の佐藤 智雄(さとう のりお)と申します。
青森県出身、函館市在住の65才。函館市の教育委員会と市立函館博物館で考古・歴史・民俗の学芸員を経験しました。縄文と黒猫と幕末の志士が好きなおしゃべりジジイです。
函館にはとても楽しげな時の流れを映すものが残されています。この町の子供たちや今お住まいの方、遠くで頑張っておられる方、また函館に興味をお持ちの方々に、筆者がこの町に来て学んだことや知ったこと、遺跡の現場や研究室の中で考えたり感じたり想像したことを展示室の中で解説するようにお伝えしてゆけたらと思っています。
このブログの記事は、函館の地元メディアFMいるかと函館新聞に投稿したものに加筆や修正をして掲載しています。考古学の資料は専門用語や表現方法に特有のものがありますが、固有名詞以外はできるだけ平易な言葉にしてお伝えしたいと思っています。学芸や展示などで考古学を実践しておられる学生や研究者の皆様方には、お役には立てないかも知れませんが、「函館にはこんな資料があるんだ」という程度でごらん頂ければと思っております。この記事が、皆様の気持ちにふれられたり、何かのお役に立てたりしたら幸甚です。
履歴
昭和34年 | 青森県五戸町生まれ。 |
昭和63年3月 | 東北学院大学史学科卒業。考古学専攻。 |
昭和56年から | 仙台市教育委員会勤務 仙台市内遺跡の調査 |
昭和58年 | 埋蔵文化財発掘調査研究所勤務 仙台市内の遺跡調査 |
昭和62年 | 多賀城市教育委員会勤務 多賀城廃寺他遺跡の調査 |
昭和63年 | 青森県市浦村教育委員会 学芸員(資料館の開設と展示の企画・構成 開館) |
平成元年 | 戸井町教育委員会 遺跡発掘調査員(戸井貝塚・浜町A遺跡調査) |
平成3年 | 函館市教育委員会 生涯学習部 市立函館博物館勤務考古・歴史・民俗担当の学芸員として士道展・函館繁盛記・榎本武揚展・街と歩んだ北洋漁業展など32の企画展示を開催。 |
函館市教育委員会学芸員として湯川貝塚・豊原2遺跡・石倉貝塚ほか市内遺跡の調査・報告を担当 | |
平成23年 | 縄文文化交流センター開館の展示を企画・構成 展示 |
平成24・25年 | 東日本大震災支援 岩手県大船渡市派遣 埋蔵文化財関連業務担当 |
令和5年 | 函館市退職 |
令和6年 | 函館市北洋資料館勤務 |
所属団体
日本考古学協会会員
北海道考古学会員
青森県考古学会会員
南北海道考古学情報交換会会員